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2023/9/6
オリジナルスキンケア化粧品 開発日誌(5)
化粧品は中身だけでなく、資材も重要です。デザイン性や使用性などを考える必要があります。目を引くデザイン性のある資材は、メーカー独自のものが多く、コストも高いです。でもありきたりな形状では、新規性がありません。
しかし、化粧品のコストにかかる資材の割合は大きいです。この資材コストで利益率が大きく左右されることがあります。
この様なことも考慮して、資材を決定する必要があります。
また、資材の納期も要注意です。コロナ前は、インパウンドによる影響で資材の納期が6か月から1年なんてざらでした。このリードタイムを考慮して、発売スケジュールから逆算して、開発を進める必要があります。
今回のオールインワンジェルは、ポンプで使用する商品となります。
使いやすい商品となるように、中身の性状と資材の相性を確認することも必要です。
また、資材は中身によって不具合が発生することもあります。中身の影響でボトルが変形したり破損したり、このような事が起きないか試験も実施します。
このような試験は、時間がかかります。
この試験方法や、試験期間や試験条件など、試験の合否判定をどのようにするのかは、メーカー独自の規格、ノウハウがあります。
化粧品開発は、中身の開発だけでなく、資材に関しても色々な知識、試験が必要となります。
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